紅の豚
宮崎アニメで好きなのは、『紅の豚』です。
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と、まぁ、niftyさんの『コネタマ』に参加してるって訳で・・・、えっ『”コネタマ”って何?』、ですって?
・・・、それは上記”コネタマ参加中”の横のリンクをクリックしてみて下さい。
で、お話を戻します。
なぜ『紅の豚』が好きか、って言うと、
1.宮崎アニメで、数少ない『男』が主人公。
2.主人公『ポルコ・ロッソ』の声を森山周一郎さんが当てている。
3.ヒロイン『ジーナ』の存在が、私好みである。
4.劇中に出てくるのが『飛行機』じゃなくて『飛行艇』である。
5.『戦闘機乗り』のお話であるが、劇中(過去の人は除いて)私
の認識では死亡者が出ていない。
ですかね。
では上記の項について解説して行きたいと思います。
まず、上記1項について。
宮崎さんのお話って『女の子』が主人公な場合が多いかと思います。
かの『オタクのカリスマ』さんが、劇中に”美少女”と”メカ”と”怪獣”を出せば売れる(アニメになる)、って言うような事を言ったとか言わないとか(これを鑑みて作られたのが『トップをねらえ!』だったとか、そうでないとか・・・)。
・・・、そう言われると『ナウシカ』とか『ラピュタ』とか、そうかなぁ、なんて思ったりします。
んで、宮崎さんの描く『女の子』は結構、色んな意味で『強い』娘が多いんじゃないかと思います。
たとえば、『未来少年コナン』の『ラナ』とか結構”怪力”だったりします(詳しくは柳田理科雄さん著、空想科学読本3(メディア・ファクトリー刊)、第一部、『ヒロインの正体』、『美少女ラナと喧嘩したら、バラバラにされる恐れあり!』項を参照下さると、私の言っている意味がお分かりになられるかと思います)。
で、まぁ、私的にはぶっちゃけ”そう言う”アニメって”食傷”気味なんですよねぇ。
でも、『紅の豚』は主人公が男。
しかし、宮崎さんのお話で主人公が男って言うのも無い訳じゃ無いんですよね。
それでも、『ラピュタ』の『パズー』ぐらいしか思いつきません(『となりの山田君』とか、『火垂るの墓』は高畑勲さんなんで)。
しかも、オッサンで豚とくれば宮崎さんのお話の中では異色って言えば異色かな、なんて思います。
・・・、まぁ、豚は宮崎さんらしいって言えばそうかなぁ。
で、その豚がカッコよいところが良いんですよねぇ。
と、カッコ良いってことで、2項のお話に移ります。
主人公『ポルコ・ロッソ』の声を森山周一郎さんが当ててる所がミソなんですよね。
森山周一郎さんと言えば、『刑事コジャック』の『コジャック』(テリー・サバラス氏)の声を当ててるってものあって、渋ぅ~い声の持ち主、カッコ良いって印象が私にはあります。
そんな豚の声が森山さんなところが好きですね。
んで、3項。
ヒロインである『マダム・ジーナ』。
『ホテル・アドリアーノのジーナ』って言って、バーかなんかで歌を歌ってる訳ですが、これが海賊たちのマドンナなところが良いんです。
私的には、この『歌姫』的存在ってのが、松本零士さんの漫画に出てくる、バーかなんかで弾き語りをしながら歌を歌う『歌姫』の印象があるんですね。
西部劇風のバーで、”荒くれ物”の中で歌う『歌姫』の存在。
子供の頃に憧れたそんなシュチュエーションが私の原風景だったりするのか、『紅の豚』でのそんなシーンもなんか好きなんですよね。
それに、『ジーナ』の少し影がある感じ。
ちょっとミステリアスな感じも良いですね。
また、声を当ててるのが加藤登紀子さんっても良いですね。
次に4項のお話。
あえて飛行機じゃ無く、『飛行艇』ってところ。
一応、『(空中)海賊』ってのが出てくるんで、海上で行動するには飛行機じゃなくて飛行艇ってのは、シュチュエーションとして分かるんですけどね。
その飛行艇のデザインがカッコ良いんですよねぇ。
でも、これって破壊のための道具なんで、それをカッコ良いって言うものどぉかなぁ、なんて思いはしますが。
で、最後に5項。
戦闘がつきもののお話って、基本的に劇中では”死”の描写がつきものかと思います。
物語の性質上、これは基本的に避けては通れないことで、これが無いと物語が盛り上がらない場合もあるかと。
まぁ、それくらい人間にとっては、”死”というものが重要であるってことでもあるかと思います。
しかしながら、『紅の豚』では、あんだけ激しい戦闘をしても(私が認識している限り)劇中で(過去の人は除いて)”死”の描写が無いんじゃないかと思います。
お話的に、主人公、『ポルコ・ロッソ』は(空中)海賊相手の賞金稼ぎ。
んで、海賊ってのも出てくるから砲撃による空中戦なんかが想定できる訳で、当然、死亡者が出ても良いはずなんですが(『ポルコ・ロッソ』は『殺し』はしない、ってことらしいんで、死亡者が無かったっていうことかも知れませんが)。
まぁ、たとえそういった描写が無くても、それはそれで胸のすく思いではあるんですが・・・。
と、まぁ、色々書きましたが、総括して、このお話のキャッチコピーである
『カッコイイとは、こういうことさ。』
ってのに、このお話の良さが集約されてるって感じかな、って思います。
(リンク先(多謝):Wikipedia)
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