映画「ターミネータ4」(原題:TERMINATOR・SALVATION)観た
映画「ターミネータ4」(原題:TERMINATOR・SALVATION)観てきましたんで、今回はその事を書いてみたいと思います。
まず、あらすじですが下記のリンクをクリック下さい。
リンク:ターミネーター4@映画生活
と、あらすじ紹介しといて何ですが、私が思うところを書きますと(この後の文章はターミネータシリーズをご存知無いと意味が分からないかも)、『スカイネット』率いる機械軍で、ターミネータT-800型(前回まではアーノルド・シュワルツネッガーさんが演じていた)が生産され始めた頃のお話かなって思います。
で、多分この後のお話で(今回からのターミネータシリーズは3部作の予定の模様)、ジョン・コナーが過去へタイムスリップする(前シリーズ一作目に戻る的な感じな)んだろうなぁ、なんて勝手に思ったりして。
と、勝手な想像をはさみつつ、感想なぞ書いてみたいと思います。
観て思ったのが、まず、戦闘シーンとか爆発シーンとかが派手だなぁ、って事。
お金かけてるなぁ、って感じです。
SFXは秀逸ですね。
『スカイネット』率いる機械軍のメカの躍動感はなかなかです。
まぁ、『ターミネータ』でそういったSFXの部分がチープだったら、かなり「がっかり」って感じなっちゃいますんで、この秀逸さは当然と言えば当然かも知れません。
んで、お話の内容なんですが、ちょっとややこしいかな、って思います。
ターミネータって、いわゆる『タイムパラドックス』がお話の主軸のひとつでもあるんですよね。
主人公レベルの人間が過去、未来を行ったり来たりするうちに、親子関係を成り立たせりしちゃうんで、ここら辺がややこしいのかなぁ、なんて思います。
更に、『スカイネット』も『スカイネット』で、人間に勝利しようと過去と未来で計略を謀ったりするんですね。
これがまた、ややこしさに拍車をかけたりします。
で、あと思ったのが、今までのターミネータと感じが違うなぁ、って事。
今まで『ターミネータ』シリーズでのターミネータは、コナー親子を抹殺するために未来から送られてくる訳で、ターミネータの標的はコナー親子であり、コナー親子以外は標的で有り得ない(コナー親子抹殺の為に、巻き添えを食う人はいますが)ってのがお話の筋だったと思うんです。
平たく言うとコナー親子とターミネータの『追いかけっこ』だった訳ですね。
しかし、このターミネータ4では初めから未来が舞台。
『スカイネット』の標的は全人類であり、無差別に人間へ危害を加える訳です。
なんで、ジョン・コナーは一応主人公的なんですが、今ままでのシリーズみたくしつこく追いかけられる訳でも無いってのが今回のお話の作りなんですね。
その辺りが、今までの『ターミネータ』と比べると、『ターミネータ』という作品から伝わってくる独自性みたいなものが薄くなったかなぁ、なんて思うんですよね。
に、しても『タイムパラドックス』を駆使したお話の作りはなかなかで、お話のクライマックスでは今回、お話のキーマンである死刑囚マーカス・ライトの存在理由が分かったりすると「おぉっ!!」(感嘆の表現)って感じではありますが。
あと、ターミネータT-800型が登場するってことは、人間に偽装したターミネータが劇中に出てきても良いかな、って私は思います。
で、ターミネータって、あの骸骨みたな骨格の周りに外皮を取り付けると、シュワルツネッガーさんの外見になる訳なんですよね。
もし人間に偽装したターミネータが劇中に登場することになれば、それはシュワルツネッガーさんの外見である可能性が高い、ゆえに、シュワルツネッガーさんが出演なされるって可能性も否めないのでは、って私は思います。
しかし、シュワルツネッガーさんは(2009年7月5日)現在、カルフォルニア州知事の立場。
私的には、普通、映画俳優であっても公人ともなると映画出演はなされないことが多いかな、なんて思い、そうなると今回、ターミネータ4への出演なされるのは難しいか、とも思う訳です。
そんなこんなで色々書きましたが、では今回、シュワルツネッガーさんは出演なされているか否かって言うと・・・、それは映画をご覧になられてからのお楽しみです。
そんな訳で興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、一度ご覧になられてはいかがでしょうか。
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» 映画『ターミネーター4』(お薦め度★★★★★) [erabu]
監督、マックG。脚本、ジョン=ブランカトー、マイケル=フェリス。原題『TERMI [続きを読む]
こんにちは。ターミネーター4、ちょっとこれまでと違う感じでしたよね。ところで最近はSFXとはあまり言わなくなりました。SFXは、昔、人が主に手作業でやっていた「フィジカルな特殊効果」のことで、最近はCGで、全部「デジタル上の特殊効果」が主流なので、VFX - Visual Special Effectと言うことが多くなってます。
投稿: HinaG | 2009年7月 6日 (月) 01時04分
HinaGさん、コメントありがとうございます。
そーですか、特殊効果の事を(特にCG処理したものを)VFXって言う事が多くなってるんですね。
ひとつ勉強になりました。
そんな訳で、これからも、当ブログをご愛顧の程、よろしくお願いいたします。
投稿: きかてぃK | 2009年7月 6日 (月) 20時02分
きかてぃKさん、コメントありがとうございました。
>『ターミネータ』という作品から伝わってくる独自性みたいなものが薄くなったかなぁ
確かに薄くなりましたね。
未来での直接対決を描いて、本格的な戦争映画に仕上げています。
しかも、人間とは何かを問いかけるドラマ展開も組み込んでおり、単なるアクション映画にしていないところが憎いです。脚本が本当に見事でした。
投稿: erabu | 2009年7月 6日 (月) 23時05分
erabuさん、コメントありがとうございます。
>人間とは何かを問いかけるドラマ展開も組み込んでおり、単なるアクション映画にしていないところが憎いです。
そうですね、今回のターミネータは人間の存在を、より深く表現していたような気がします。
これからも、よろしくお願いいたします。
投稿: きかてぃK | 2009年7月 8日 (水) 21時10分